

東天王岡崎神社は京都府京都市左京区岡崎東天王町にある神社です。 地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩16分、京阪本線「神宮丸太町駅」より徒歩21分と駅から歩いて行くには少し遠い気もしますが、京都の街並みや重要文化財なども見られるので、のんびりと歩いていくのもおすすめです^^ また、市バスも「岡崎神社前」に32番、203番、93番、204番と本数も多いので、比較的アクセスは良いと思います。 まず岡崎神社の歴史について調べてみました。桓武天皇、延暦13年(794)長岡京よりの平安京遷都の時に王城鎮護のため、平安京の四方に建立された社の一つで、陽のいずる都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と称されたそうです。治承2年(1178)には、高倉天皇の奥様の出産の幣帛を賜りました。皇室の御崇敬は厚く、各時代において官幣を賜り、特に後醍醐天皇は元応元年(1319)に神社を再建、正一位の御神階と御神宝を賜りました。室町時代享徳元年(1452)には征夷大将軍足利義政により修造、幕府とも関係が深い歴史ある神社なんだそうです。 境内はうさぎの石像がいろんなところにあるのですが、岡崎神社は狛犬ならぬ狛うさぎなんです^^ お参りをしようと水手舎に行くと、そこにもうさぎの石像が!他にも「うさぎの行列」とよばれる、おみくじの容器のうさぎさんたちがずらっと並んでいるフォトスポットがあると聞いていたのですが、私が行った日は神社の改装のため、見ることができませんでした(残念) 並べられているおみくじは買うことができたので、大事にお家へ持って帰りました^^ 岡崎神社はなぜこんなにうさぎ推しなのか。さっそく調べてみました。 岡崎神社は「スサノオノミコト」「クシナダヒメノミコト」「ヤハシラノコガミ」が祀られており、スサノオノミコとクシナダヒメの二柱が三女五男八柱神ものたくさんの御子神を子宝に恵まれたこと、また、神社周辺の地域では野うさぎの生息地で、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられたため、うさぎ推しの神社なんだそうです。(ただかわいいからかと思ってました、、、) 他にも二柱がご夫婦であることや、スサノオノミコトが厄除けの神様であることから縁結びや、厄除けのご利益としても有名な神社です。 とてもかわいい神社なので、京都に観光に行った際はぜひ立ち寄ってみてください^^