春日大社
学生時代、修学旅行などで普通は参拝しているのでしょうか?私の学校は行ってなかったのでこの度初めて参拝致しました。平日にもかかわらず多くの方が参拝されていました。さすがは世界遺産です。行き方は近鉄奈良駅からも行けますが、駅から結構歩くようです。JR奈良駅の前にはバス路線があり、春日大社終点のバスがあります。バス停まで行くとちょうどそのバスが来たので すぐに乗れてとてもラッキーでした。到着すると駐車場のところにバス停があり、そこで降りるとすぐ横には国宝殿やWCがあります。そのあたりには鹿が沢山いてゆったりと歩いていたり、寝そべったりしています。特に襲ってきたりはしません。国宝殿ではお茶をするところもあります。二之鳥居をくぐり表参道を歩いて行くとこれまた鹿が普通に歩いています。鹿せんべいを持っていないからなのかもしれませんが寄ってきませんでした。とてもおとなしい印象です。そして目を引くのが参道の脇にずらっと並ぶ大きな石灯籠です。この石灯籠を見ているだけでもとっても時間を要します。そして南門まで行き、いよいよ御本殿で参拝です。特別参拝入り口で拝観料(500円)を納め、中に入って行きます。まずは4つの神社から始まり、そのあとは影向門の通路を順番に進んでいきます。こちらにはたくさんの灯籠が下がっていてとてもきれいです。そのまま奥の方まで行くと御蓋山浮雲峰遥拝所があります。こちらは御本殿が創建される以前から鹿島・香取・枚岡の神々様が御鎮まりになられて、崇められている為、現在も禁足地として入山が厳しく制限されているようです。そんな中、私や他の参拝者が来たところにちょうど鹿が歩いてきて、しばらく私たちを見てから入山していきました。鹿は神の使いと言われているから大丈夫なのですね。そして本殿を参拝し、色々な神社をお参りしていきます。春日大社は燈籠がある事で有名ですが、万燈籠再現 藤浪之屋に入ると本当に驚かされます。真っ暗な中に燈籠の灯りがいくつも浮かび上がるといった感じです。大変に優美な世界を感じる事が出来ます。息を飲む美しさとはこのことでしょうか。誰もしゃべらずに写真を撮る音だけが響きます。そして写真を見て改めてたくさんの燈籠が並んでいたのだとびっくりしました。外に出てからは外観は朱塗りで そして燈籠の金色が夕日に映えてとても綺麗でした。次回は山藤が咲く頃に行って見たいです。